宝石の似合う著名人を年代ごとに選ぶ「日本ジュエリー ベストドレッサー賞」表彰式が21日、都内で行われた。

 10代部門は小松菜奈(19)20代部門は井上真央(29)30代部門は松下奈緒(30)40代部門は吉田羊、50代部門は沢口靖子(50)60代以上部門は和田アキ子(65)男性部門はDAIGO(37)が受賞した。特別賞の女性部門はももいろクローバーZ、特別賞の男性部門は市川海老蔵(38)が選ばれた。受賞者たちは、複数の宝石を渡された。

 受賞者のコメントは以下の通り。

 小松菜奈 (表彰が)最初で緊張しています。私は、あと1カ月で20歳になります。今回は10代の代表として、こんなすてきな賞をいただけて、光栄です。今日いただいたジュエリーがこれからも似合うすてきな女性になれるように頑張りたいと思います。本日はありがとうございました。

 井上真央 このような賞をいただき、光栄です。先日(1月9日)、29歳の誕生日を迎えました。なんとか20代で、ギリギリセーフという感じですか。20代最後にすごく、すばらしい誕生日プレゼントをいただいたなと思います。ジュエリーは、作る側の思い、届ける側の思い、もらう側の思い、たくさんの方の思いがこもっているものだと思います。私自身、役者として、1人の女性として、自分らしく輝きながら、ジュエリーとともにすてきな時を刻んでいけたらいいなと思います。いただいたジュエリーの輝きに負けないように、心を磨いて頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 松下奈緒 本日はこのような賞をちょうだいしまして、うれしく思っています。ありがとうございます。先ほど、宝石の展示場を見学させていただいて、日本中、世界中にはこんなにたくさんの宝石があって、いいなあ、きれいだなと思いました。やはり、女性には宝石は必要なのかな、とテンションが上がりました。1日に、こんなにたくさんの宝石をいただく日なんて、ないと思います。うれしい、特別な日になりました。この宝石の輝きに負けないようにこれから美しい30代になるよう頑張りたいと思います。

 吉田羊 申(さる)になっても、ひつじと書いて吉田羊です。私は、年齢非公表とさせていただいておりまして、この賞は40代部門と明記させていただきますと聞いて、「断るしかないね」と尻込みするマネジャーさんに対して、「え、欲しい」と。女優業をやっている身として、この賞は憧れの賞だったので、明日からのお仕事もより頑張ることができます。ただ、これからも年齢は非公表でさせていただきますので、マスコミの方々は、「40代部門(?)」と書いていただければありがたいです。一生分の宝石をいただいたので、帰りの車が襲われないか心配です。吉田羊が着けているジュエリーを着けたい、と言っていただけるように頑張りたいと思います。

 沢口靖子 ここにいる皆さまには申し訳ないのですが、イミテーションでも本物のような輝きもあるから、と30代までは思っていました。ですが40代になって、ずっと着けられるような本物の宝石を身に着けたいと思うようになりました。最近のお気に入りは、私はピアスの穴を開けていないんですけども、ピアスを着けているように見えるダイヤのイヤリングです。いただいた宝石のように、ずっと輝いていられるような女性を目指して、これからも精進して参ります。

 和田アキ子 21年ぶりにすてきな賞をいただける喜び。吉田羊さんの年齢が分かってしまったので、女性の年齢が分かるのはいかがなものかという話をしようと思ったら言われてしまって、私もイヤリングしてないもんですから、バチッととめるイヤリングがほしいと思ったら、それも言われてしまいました。だから、受賞のうれしい気持ちをそのまま言おう、と思っていたのですが…。プレゼンターの方々は、少し、ジュエリーを着ける練習をされたほうがいいんじゃないでしょうか。27回も続いている賞ですから、いかがなものかと。ぜひぜひ。賞をいただくほうも、協賛の方々も、みなさんがハッピーになれるような賞であってほしいと思います。そのためには、まずは皆さんの練習です。ありがとうございました。

 DAIGO このようなすてきな賞をいただき光栄です。ありがとうございます。先ほどご紹介にもありましたが、プライベートでも、KK(北川景子)さんとKK(結婚)いたしまして、今日もたくさんのみなさんに祝福していただいてうれしく思っています。僕は、ロックミュージシャンとしてですね、ジュエリーもこだわって今まで着けてきたので、本当にこのような賞をいただいて、今までこだわって着けてきて本当によかったなと思います。今後はいただいたジュエリーのように、公私ともに、KRKRな…。あ、すみません、キラキラな、人生を送っていきたいと思います。今日はありがとうございます。

 ももいろクローバーZ(代表して佐々木彩夏) まさかこんなすばらしい賞がいただけると思っていなかったので、ここに立っているのが夢みたいな気持ちです。ありがとうございます。私はおしゃれがすごい大好きだし、アクセサリーを集めるのが好きで、これからも年相応で、身の丈にあったジュエリーを身に着けていきたいと思います。ジュエリーのように輝きにあふれるような女性を目指したいと思いますし、私たちももいろクローバーZも、見ているだけでドキドキワクワクするような宝石のようなグループを目指して頑張っていきたいと思います。

 市川海老蔵 先ほどお話で、ふさわしいとおっしゃっていただきましたが、本当かよ、と思いながら聞いていました。しかしこのようなすてきな賞をちょうだいし、まことにありがとうございます。宝石に対する思い入れは、あまり多い方ではないのですが、妻、(小林)麻央と結婚するにあたりまして、ベトナムの方に、宝石を掘りに行った記憶があります。汗があふれて、熱中症になりそうになり、手も血豆になりかけ、やっと採れたのが小さなルビーで。そんな思いをして、1つのルビーしか採れないと知って。本日、たくさんの宝石をちょうだいしまして、ありがとうございました。家に帰りまして、麻央、娘麗禾(れいか)、せがれ勸玄(かんげん)に見せびらかして優越感に浸りたいと思います。ありがとうございました。