ディーン・フジオカ(35)の主演映画「NINJA THE MONSTER」(落合賢監督、20日公開)の披露試写会が16日、都内で行われた。

 忍者を主人公にしたこの作品は、海外マーケット向けに製作されたが、NHK連続テレビ小説「あさが来た」でディーン人気が盛り上がったことにあやかり、急きょ国内公開が決まった。

 ディーンとともに舞台あいさつに立った共演の森川葵(20)は「撮影中はお菓子を分け合って食べたりしていたんですけど、今はこうやって横に立っているのが夢のようです」。ディーン人気で満員の会場を見渡しながら緊張した様子。

 香港、台湾、米国と幅広く活動してきたディーンは「武道というと難しいですが、今回は忍者ということで自由に演じることが出来ました。中国武術やフィリピンの武術の要素も盛り込んで、ユニークなアクションになったと思います」。

 歓声の飛ぶ会場に手を振りながら、生真面目で研究熱心な一面をのぞかせた。