25日発売の対談・エッセー本「酒井若菜と8人の男たち」(キノブックス)で膠原(こうげん)病を患っていることを明かした女優酒井若菜(35)が、同書が本意ではない形でばかり注目を集めてしまうことを懸念した。

 「酒井若菜と8人の男たち」で昨年初めに膠原病を発症し、同2月に診断されたことを報告した酒井は19日、ブログを更新。「一応、本が誤解をされてしまうと本望ではありませんので、少々訂正させていただきます」として、同書がいわゆる病気告白本ではないことをあらためて説明。PR担当者が本の趣旨とズレる病気公表の部分を大々的に取り上げてしまったとしつつ、「PRのかたも、もちろん悪気はありません。むしろプロフェッショナルな視点で、何がキャッチーかを考えて資料を制作してくださっただけです」とフォローした。

 酒井のもとには心配の声が大量に寄せられているそうだが、「あの…全然だいじょうぶです」と宣言。「『病気だけど、仕事もできるし、毎日楽しく過ごしてますよー』というパターンの告白があってもいいような気がするんです。私はそのタイプで、病気は病気だけど、ゲラッゲラ笑いながら日々を過ごしています」とつづり、ファンを安心させた。