歌手紫艶(38)との不倫疑惑が写真誌フライデーで報じられた上方落語協会会長の桂文枝(72)が22日、大阪市内でライフワークの「創作落語の会」について会見し、不倫報道を「私の考えが浅はかだった」「私の不徳の致すところ」と語り“謝罪”した。会は35年続けておりこの日、天満天神繁昌亭で4月1日に100回目を開くと発表。NHK「真田丸」で演じる千利休役に備え頭髪下部をそり上げた“利休カット”で登場し騒動に触れた。

 「十何年か前のことがこういうことになって、浅はかというか、調子に乗っておごってたんじゃないかと思います」と反省し「(家庭の危機を)迎えているのは現実ですし」と神妙に話した。前日には不倫を否定し妻から「脇が甘い」と怒られたと明かしていた。

 紫艶はこの日、日刊スポーツの取材に対し不倫報道について「その通りです」としつつも、文枝と最後に会った時期について「お答えできません」と明言せず。今後について「一生お会いできないかもしれない。つらいです。おわびの言葉しかないです。師匠はご家族を大切にされていて円満なご家族だと思う。私のミス(SNSの写真流出)でこういうことになって大変申し訳ない」と話した。創作落語の会は3月4日に第99回を予定し、260作目をネタ下ろしする。