米映画界最大の祭典、第88回アカデミー賞発表・授賞式が28日(日本時間29日)、米ハリウッドのドルビーシアターで開かれ、ジョージ・ミラー監督の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が最多の6部門で賞に輝いた。

 マッドマックスが獲得したのは「衣装デザイン賞」「メイク・ヘアスタイリング賞」「録音賞」「音響編集賞」「美術賞」「編集賞」の6冠。オーストラリアの映画プロデューサーでもあるミラー監督は70歳にして、アクションシーンはCGを使っていないというエネルギーあふれる作品を作った。高評価を受けて、今回のアカデミー賞では旋風を巻き起こした。

 ネット上でも、マッドマックス株は急上昇。「出演者の8割が丸刈りなのにヘアスタイル賞はすごい」などの絶賛の声が上がった。