落語家三遊亭小遊三(69)が今月11日に心房細動不整脈の手術を受けていたことが20日、分かった。手術は成功し、すでに仕事復帰している。

 心房細動は高齢者に多い不整脈だが、小遊三は30代から息切れなどの症状があり、40代でたばこをやめた。その後も投薬治療を受けたが、年齢を重ねて症状も進み、血栓の恐れもあることから、手術を決意。11日に入院し、日本で5本の指に入る名医の執刀で、その日の午後2時から8時まで約6時間の手術を受けた。

 手術は成功し、経過も順調で、14日退院の予定も、1日早い13日に退院。自宅で療養後、17日に北海道の落語会で仕事復帰した。「息切れしなくなったし、階段を上がるのも楽になった。手術して良かったけど、ベッドで寝ていたせいか、今度は腰が痛くなって」と苦笑い。レギュラー出演する日本テレビ系「笑点」の収録がない期間の入院・手術だったため、番組への影響はなく、「メンバーには言ってません。お互いさまだから」と話した。