タレントの岡本夏生(50)が、被災地へ100万円の寄付をすることを宣言するとともに、それが精いっぱいだという自身の苦しい現状を明かした。

 熊本地震の被災地支援として、直接手渡しによる募金活動をすると発表していた岡本。そんななか22日に更新したブログで「俺が今、できるのは、100万円の寄付」と金額を告白した。岡本は唯一のレギュラー番組を3月いっぱいで降板したばかり。自身としては金額の少なさが不本意なのだろう、「すまない こんな時に限ってまさかの週休7日制になってしまったことで 今の、俺には、この、金額が、精一杯だ」と嘆いた。

 さらに、続くエントリーでは、自分の老後のための蓄えは大事だし病気等の備えも必要だと分かった上で「だけどね 今、この、同じ日本に住んでる人で 19万人もの、人が困っているなら 俺が稼いだ 100万円 喜んで寄付するよ」と力強く語り、それが「生きたお金の使い方」だとする。

 そして「老後の心配も、大事だけど、今より、大事な瞬間なんて、ないんだよ」「こんな時に、ケチケチして、どーすんだ!!」「それよりも、今、困ってる人の、ために この、100万円が、お役に立つんだから こんなに、嬉しいことは、ない」と続けた。

 最後は「ただね、俺が被災地入ってもね、誰も気づかないと、思うよ。なぜなら 普段は ただの 小汚い 老婆だからねぇ~」と軽口で締めている。