韓国女性グループKARAの元メンバー、ニコル(24)が、887日ぶりにKARAのダンスを披露した。29日、日本で初めてのソロライブを東京・ディファ有明で開催。曲間のゲームコーナーで、KARAのヒット曲をファンと一緒に踊った。

 曲が流れたらすぐにダンスを合わせる「ランダムプレーダンス」で、ステージ上のファン3人に踊ってもらうという企画。KARAを脱退して2年3カ月になるニコルが、手本を見せた。「ミスター」「Pretty Girl」「Honey」「GO GO サマー!」「STEP」「Lupin(ルパン)」のダンスの一部をそれぞれ披露。KARA時代から応援するファンを喜ばせた。

 コーナーを終えた後、「久しぶりのダンスでした。意外と、まだ覚えてるよね。エヘヘヘ」と笑顔。客席から「最高!」などと声援が飛んでいた。ニコルがKARAの曲を日本で踊るのは、2013年秋のKARAの全国ツアー以来。神戸ワールド記念ホールでの最終公演(同11月24日)が、ニコルを含めた5人組の最後のステージだった。

 この日は、27日発売の日本初アルバム「bliss(ブリス、英語で無上の喜びという意味)」の収録曲を中心に、計16曲を熱唱。「これからも歌手として努力するので、見守ってください」と話し、拍手を浴びた。