タレントのベッキー(32)との不倫騒動渦中にあったゲスの極み乙女。川谷絵音(27)が離婚を発表したことで、川谷が支払う慰謝料に関心が集まった。

 川谷は9日に更新したブログで、昨夏に結婚した元スタッフの一般女性との離婚が成立したことを発表した。

 10日放送のフジテレビ系「とくダネ!」で、小倉智昭キャスターは「今回の騒動で一番得をしたのは、僕は川谷くんだと思いますよ」と私見を述べ、「彼の曲がガンガン掛けられて、曲のセンスの良さだとか、『ああいい曲だな』と思って買った人、絶対いると思うんですよね」と、今回の騒動でバンドの楽曲がテレビ等でひんぱんにオンエアされたことによるメリットを指摘した。

 その一方、笠井信輔アナウンサーは、「慰謝料も相当な金額が動いたと思われます」と推測。「結婚して3カ月で不倫して、一番最初の正月の里帰りに愛人連れて帰るっていうのは、何の釈明もできませんから。かなりの負担、これからにわたって背負っていくことが後々明らかになるのでは」と川谷のダメージが小さくないであろうことを指摘したが、小倉氏は「現実として日本の慰謝料っていうのはアメリカとかに比べて本当に安いですからね」と同調しなかった。

 TBS系「白熱ライブ ビビット」でも、離婚における川谷のダメージと慰謝料が話題に上った。コメンテーターの倉田真由美が「一番傷が軽そうなのは川谷さんですよね。CDは売れてるし音楽はじゃんじゃん掛かるし」と私見を述べると、MCの国分太一も「この5カ月間、ほんとによく聞きましたねこの曲を」と頷いた。

 慰謝料については弁護士の松江仁美氏が「おそらくそれなりに払って終わったと思う」と述べ、その金額については「お互いの合意で決めるものですから、特に基準とかはない」とした。ただ、もし訴訟で争うことになった場合は「(金額は)壊したものの大きさで決まる」という。川谷のケースでは、結婚年数が短いこと、子どもがいないことなどから「そんなにはいかないと思う」と語った。