女優の真矢ミキ(52)が、政治資金の公私混同問題で窮地に立たされている舛添要一東京都知事を、皮肉たっぷりに批判した。

 舛添知事は13日に会見し、自身の政治団体の政治資金収支報告書に記載した飲食代の一部に、「公私混同」があったと認めた。正月のホテル滞在も家族旅行と認めたが、「会議を開いた」として、政治活動の一環と強弁。ただ、会議の実態は示さなかった。

 真矢は16日生放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」の冒頭で、「精査する」「記憶に無い」といった発言を連発した舛添知事に、「なんか懐かしい感じ。人は追いつめられると『記憶に無い』と。でも温泉のことは記憶にあるんですね」と、政治家が言い訳として多用してきた言葉を繰り返した舛添知事を皮肉った。

 元宮崎県知事で前衆院議員の東国原英夫氏(58)は、舛添知事について「納得は出来ないですよね。法的にはギリギリ(セーフ)、人間的にはアウト」と痛烈批判。正月の会議についての説明を避けている事に対し、「憶えていて然りですよね。ましてや都知事選に出る出ないの重要な会議ですから、1時間だったか終日だったか、何人いたかとか『公表できません』なんてこれは論外ですよね」とコメントした。