事務所独立が決定的となった女優の能年玲奈(22)に、テリー伊藤(66)がエールを送った。

 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主演を務め、一躍人気女優となった能年。同ドラマでのセリフ「じぇじぇじぇ!」はその年の流行語大賞に選ばれるなど社会現象となった。

 しかし能年が演技指導を受けてきた演出家の女性と個人事務所を設立したことが、所属事務所のレプロエンタテインメントに無断だったことからトラブルに発展。能年が公の場に姿を見せたのは、昨年12月28日、都内で開かれた日刊スポーツ映画大賞の授賞式にプレゼンターとして出席したのが最後で、今年1月には、生命保険会社のCMも終了し、露出が完全になくなっていた。今年6月いっぱいで切れる契約について、能年側は事務所からの延長の打診に応じず、没交渉になっていることがわかった。

 テリーは24日生放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」で、独立が取りざたされる能年に「能年さんに何が一番必要かって言うと、お金ではなく、いい仕事なんですよね。いい仕事することによって能年さんの精神的にも良くなると思うんで」と助言。「個人的には、ある程度、大きな事務所に入って、健康的な仕事をすること。彼女のこれからの芸能界にとってのいいポジションになると思う」とコメントした。