声優の神谷明が、「足早に歩いていた」ことを理由に警察官から職務質問を受けたことについて、収まらない怒りをぶちまけた。

 神谷は24日に更新したブログで、「警察官から不審尋問を受けた。理由が、足早に歩いていたから・・・」と明かし、「職務とはいえ、理由が曖昧すぎる。ボランティアで協力したばかりなのに・・・。プレゼントされたピーポくんに罪はないけど・・・」とモヤモヤする胸中をつづっていた。

 一夜明けて、「どう考えても、腹の虫が収まりません」と再びブログで言及。「ボクが悔しくて悲しかったのは、警察官達の問答無用の対応でした。怪しい(感じであろうとなんであろうと)と思えば、相手の言うことなど聞く耳を持たないという態度です。『言うことを聞け!』ですね。職務に忠実・・・確かに言われてしまえばそうかもしれません。でも、その判断の誤りを認識せず振りかざせば、それは暴力です」と警察官の対応を批判した。

 神谷は「警視庁振り込め詐欺被害防止アドバイザー」として警視庁特殊詐欺対策本部長副総監から委嘱されたことをあげ、「言わば、仲間ですよね。それが、有無をいわさず持ち物を検査されなければいけないのでしょうか。職務質問冒頭の挨拶も高飛車でしたね。もちろんお詫びの言葉などあろうはずもございませんでした」と納得がいかない思いをつづり、「善意が踏みにじられた気がしております」と不信感をつのらせた。