ＮＨＫ連続テレビ小説「とと姉ちゃん」（ＮＨＫ総合午前８時）の１日の平均視聴率が、２３・５％（関東地区、ビデオリサーチ調べ）だったことが２日わかった。前日１日は２３・１％だった。

　これまでの最高は、４月２７日の２４・６％。同２６日の回が２０・７％と自己最低タイだった。初回からすべて２０％超を記録している。

　１日の回は、男性営業部員の頼みに応じて、書類の整理と手書きの清書をしても感謝の言葉もない。先輩タイピストの早乙女朱美は総務課長かたの一任を取り付けて「勝手に、仕事を請け負わないこと」という決まりを作る。

　早乙女は、女性社員も男性社員も同等であるべきで、地位の向上を訴えているのだった。

　タイプの仕事もなく、男性社員からの仕事も請け負うことができなくなった常子（高畑充希）は、思いあまって「青柳商店」の祖母滝子（大地真央）に相談に行く、という回だった。

　常子が書類整理をしていると先輩が「あ～ら、ごめんなさい」と机から書類を落としてバラバラにしてしまうというよくある嫌がらせの“お約束”もあった。