女優米倉涼子(40)がこのほど、主演するテレビ朝日系スペシャルドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル」(7月3日午後9時放送)の石川・金沢ロケを行った。同作は12年から14年にかけて連ドラとして第3シリーズまで放送。米倉は第3シリーズを最後のつもりでいたという。スペシャル版は今回が初めてだが、周囲の期待に背中を押される形で出演を決めた。

 今回、約2年ぶりの収録に参加した米倉は「現場のオペのシーンで使うセットや(小道具の)オペ用の体の出来がすごくいいんですよ。最初の第1シリーズでは探り探りでしたが、みんな時をかけてベテランになっていった感じがします。オペのシーンのレベルアップ感がすごい。それを無駄にしてはいけないと思います」と、スタッフと一緒に積み重ねてきたキャリアを今後も生かしたいとした。

 また、スタッフも第1シリーズから変わっていないと説明。「今回、久しぶりにお会いして、田舎の家族、親戚のような状態。絶対に手放したくない仲間たち」。久々に大門を演じ「私、体のことや医療関係が好きなんだと思いました。『ドクターX』が好き。白衣を着たら戻ってきた気がしました」と語った。米倉は最後に「今回は人情ドラマのような気がします。1度挫折し、失敗しない医者に戻るという今までとは違う人間的な未知子になる」とPRした。