EXILEのMATSU(松本俊夫=41)が初プロデュースする映画「KABUKI DROP」(上條大輔監督)の初日舞台あいさつが25日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われ、MATSUや早乙女太一(24)島袋寛子(32)らが出席した。

 昨年でEXILEのパフォーマーを卒業したMATSUが、劇団EXILE松組として旗揚げした舞台「刀舞鬼(かぶき)」と、その舞台裏をドキュメンタリー風のフィクションに仕上げた。「パフォーマーを卒業してから、2016年はこの松組に命をかけて頑張ってきた。発展途上ですけど、EXILEメンバーとして新しい形を作っていきたい」と力を込めた。

 劇中では強盗事件が発生するなど、スリリングな展開もある。観客の反応を見たMATSUは「エッジが利きすぎているんじゃないかと心配したけど、楽しんでもらってよかった」と胸をなで下ろした。島袋は演出で、稽古を休んだり、部屋にこもったりと問題児の役回り。「(稽古に)遅れるわ、こもるわ…。『無理やり歌を間違えてくれ』とかも言われた。でも楽しんでくれたのなら良かった」と喜び、「稽古には毎日、来てましたよ」とタネ明かしをしていた。