SMAPの中居正広(43)が28日放送のTBS系「UTAGE!」で、昭和を代表するスターで芸能界を引退した山口百恵さんに向け、「百恵ぇ~」と照れながら呼びかける一幕があった。

 同番組はこの日、昭和の名曲を歌った本人とさまざまな歌手がカバーして披露するコラボ企画が行われた。

 俳優の三浦友和と百恵さん夫妻の長男でシンガーソングライターの三浦祐太朗も出演。百恵さんが名曲「プレイバックPart2」を歌った当時のVTRが流されると、MCの中居は「三浦くんは複雑だよね。僕らは圧倒されて」と興奮気味に話すと、三浦も「久しぶりにまじまじと観たんですけど、カワイイですね」と若かりし頃の母の姿にうっとりとした。

 中居は続けて、「(当時の百恵さんは)20歳くらいだよね。20歳であの感じ……ないもんね」と、その圧倒的な存在感に感嘆すると、AKB48の渡辺麻友も「すごすぎますね…」と呆然。当時を知る松本伊代は「百恵さんだけだった、ああいった感じは」と、唯一無二の魅了を持っていたと語った。

 幼い頃から百恵さんファンだという森口博子は、百恵さんの凄さについて「引き算の表現力で訴えられるってすごい。足したりしなくても表現できる」と独自の視点からコメント。中居もそれを受けて、「ああ、俺たちみんな足しちゃうもんね、不安だから」と自虐的に言って笑いをさそった。

 中居が、「三浦くんが出てるから、もしかしたら百恵さんこの番組観てるかもしれない」と期待すると、三浦は「確実に観てます」と太鼓判。百恵さんが中居のことを「もちろん知ってる」と聞かされた中居は、「山口百恵の頭のなかに、中居正広がいるの!?」と大興奮。共演者から「カメラに向かって叫べ」と振られると、照れながらも「百恵ぇ~!」と叫び、すぐに「いや、これなんなんだよ」と苦笑いした。