覚せい剤取締法と大麻取締法(所持)の疑いで逮捕された元俳優の高知東生容疑者(51)と妻で女優の高島礼子(51)の関係性について、作家の岩井志麻子氏が自身の経験から臆測した。

 高島と高知容疑者が結婚した1999年当時、すでにトップ女優となっていた高島と高知容疑者はいわゆる“格差婚”だった。しかしその後、2人は世間でおしどり夫婦のイメージが定着。高知容疑者がパーキンソン病を患う高島の父を介護するため芸能界を引退すると発表した際は美談として受け止められた。しかしフタを開けてみれば、まるで介護を隠れみのにするかのように、裏で薬物に手を出していた高知容疑者。構図としては、高島が女優業で稼いだ金で薬物や女を買う、まさに“ヒモ”のような格好だ。

 30日生放送のTOKYO MX「5時に夢中!」でもこの話題を取り上げ、レギュラーの岩井氏は「『一緒にすんな』って高島礼子さんに怒られそうですけど、私もヒモがいますからね。さすがに薬物やるようなヒモじゃないですけど。でも気持ちはわからんこともない」と、似たような境遇にあるとし、「『どうしてあんなのと一緒に居るんだ』って私もしょっちゅう言われるけど、楽しいこともあるからですよ。ほんとにつらかったら別れる」と、自身の経験から高島夫妻が離婚せずに続いている理由を臆測し、「愛は憎しみに変わるけど、カワイイは憎しみにはならない。カワイイって罪ですな」と、高知容疑者のような“ヒモ”タイプの男性の特徴について語った。

 また、同じく「ヒモに詳しい」という「週刊新潮」元編集委員の中瀬ゆかり氏は、高知容疑者が麻薬取締官の捜査を受けた際に「ありがとう」と述べたことや、護送時に笑みを見せていたことなどについて「感じ良くしていた。『嫌われたくない』という彼の天性のジゴロ体質というか。それは才能なんだけど、それをビジネスに生かして稼ぐ手もあったのに」と残念がった。