韓国ダンスボーカルグループ超新星のソンジェが21日、東京国際フォーラムで「除隊記念 日本ファンミーティング」の東京公演を行った。5月27日に除隊した後初の来日で、19日の大阪公演に次ぐ2度目のファンミだ。

 「ソンジェ! ソンジェ!」の大歓声が響き渡る中に登場。約5000人からの「お帰り~」のかけ声には「ただいま~」と応じた。

 メモリアルな1曲目に選んだのは「ありがとう」。8月10日に発売するソロデビューアルバム「It’s Time」の収録曲で、入隊中にファンへの感謝の思いを込めて作った曲だ。その後も、アルバム収録曲から「BLIND」「A-YO」などを歌唱。激しいダンスと熱唱で何度も会場を沸かせた。

 強力な“助っ人”もゲストで登場した。除隊とアルバム発売のダブルのお祝いでケーキを持参したリーダーのユナクだ。今後約2年、2人で「超新星」の看板を守っていくことに「心配もプレッシャーもあるけどソンジェがいる」と自信を見せた。

 終盤、ソンジェはファンへの手紙を読み上げた。「ステージにいることが夢のよう。1人でステージに立っているけど、皆さんがいます。死ぬまで一緒にいてください」。気持ちのこもった言葉の数々に、会場のあちこちですすり泣きの声が漏れた。

 10月27日の福岡を皮切りに、11月11日の東京まで5都市で8公演を行う全国ツアーも発表。入隊を経て、ひと回り大きく成長したソンジェが全国のミルキーウェイ(ファン)に会いに行く。