大阪の本屋と問屋が選んだ、ほんまに読んでほしい本を選ぶ「第4回大阪ほんま本大賞」に、増山実さん(58)の「勇者たちへの伝言 いつの日か来た道」(ハルキ文庫)が選ばれた。

 かつて兵庫・西宮に本拠地を置いた阪急ブレーブスをキーワードとして「人生」や「故郷」といったテーマを描いた感動の人間ドラマ。

 増山さんは「できるだけ多くの人に読んでいただき、大阪を盛り上げていければ最高です」と受賞の喜びを話した。「大阪ほんま本大賞」は昨年まで「Osaka Book One Project」の名称で実施していたが、今回から改称。大阪府下及び関西エリアの書店が一丸となって大々的に展開していく。