お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(35)が、ポケモンGOフィーバーについて「ポケモンGOを否定する人をみんなでたたく空気が気持ち悪い」と持論を述べた。

 話題のゲーム「ポケモンGO」が大人から子供まで多くの人を巻き込んだ大流行を見せている。芸能人にもユーザーは多く、31日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」では出演者のお笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔とタレント宮沢エマ(27)が「プレーしている」と答えた。一方、歩きスマホなどの迷惑行為が急増し、あるいはポケモンが捕獲できるという情報を聞いて公園にスマホの画面に見入る人が大挙押し寄せたりする異様な光景に異論を唱える人も多く、漫画家のやくみつる(57)は「こんなことに打ち興じている人を心の底から侮辱します」とコメント。すると、これに反発したユーザーがいっせいにやく氏を非難し、炎上状態になっていた。

 同番組でダウンタウン松本人志(52)は「やくさんは有名人のタバコの吸い殻を集めるような人ですからね。それはゲットするんや」とやくみつる氏に辛口コメント。村本も、やく氏が「タクシー運転手に『近頃丸くなった』と言われたからかました」と釈明したことに触れ、「あの人のスタンスこそ侮辱します」とチクリと刺した。

 しかし、村本は同時に、ポケモン肯定派も否定派もいていいという考えを示す。自身はやく氏の物言いはカッコ悪いとしつつ「ポケモンGOを否定する人をみんなで袋たたきにする空気って気持ち悪いですよね」とポケモン擁護派が否定派の意見を認めない風潮には異を唱えた。

 松本も「やくさん戦って欲しかったなあ」と残念そうだった。