演歌歌手北島三郎(79)が11日、東京・八王子の薬王院で、自分が愛しているという高尾山について歌った14年6月発売のシングル「高尾山」の歌碑除幕式に出席した。

 八王子市に在住で「第2の故郷。大好きです。立派な歌碑を建てていただいてありがたい」と話した。歌碑には北島の文字で歌詞が記されており、その隣に彫られた北島の手形に手をかざすと「高尾山」のワンフレーズが流れる仕組みになっている。

 また北島は、リオ五輪の日本選手たちの活躍について「頑張っているんじゃないですか? 水泳も柔道もみんな頑張っている。ああいう姿を見ていると、寝なきゃいけねえなとは思うんだけど、今日も朝方まで見てしまった」。

 体操の内村航平が男子個人総合で五輪2連覇を達成したことについては「すごいですね。やればできるんですね。やらなきゃ何も出来ない。そんなことを感じながら、ふと思います」。 注目競技については「みんな気になるよ。でも走るのは見るかなあ。あと柔道とか本来、日本にあるものについてはみんなに(メダルまで)いってほしい。金でも銅でもいいんですよ。あそこで戦っている日本人の姿を世界が見ていますから。そして、日本すげえなあ、日本に行ってみようかなあってなる。そしてついでに高尾山へって言いたくなる」と笑わせた。