アイドルグループでんぱ組.inc(以下でんぱ組)の相沢梨紗、成瀬瑛美が4日にウランバートルで開催された「モンゴル国際草原マラソン」に招待され、雄大な自然、素材をいかした料理など、モンゴル滞在を楽しんだ。

 でんぱ組は山梨県で開催される富士山マラソンのアンバサダーに就任している。2人はモンゴルマラソン20回記念大会のスペシャルゲストとして招待されるとともに、モンゴルマラソンから富士山マラソンに派遣される男女各1名へのプレゼンターとしてセレモニーに出席した。

 開会式では成瀬瑛美がモンゴル語で「アムジルトフスィー(がんばって)!」と声援を送ると、約2000人のモンゴル人ランナーから大きな喝采が起きた。相沢は「モンゴルはやさしい人が多い。ご飯はおいしいし、景色もきれい。私たちの大好きな日本のポップカルチャーを好きな若い方々もいるみたいなので、また来たいですね」と初めてのモンゴルを満喫していた。

 モンゴルマラソン20回大会を記念して初めて開催された「100キロの部」では、日本からの参加の大道行雄(34)が9時間57分54秒で優勝し、初代王者となった。ゴール後の第一声は「生きて帰って来ることができてよかった!」。野犬にかまれないように注意し、牛や馬に進路を阻まれながらひたすら大草原を走るコースを笑顔で振り返った。優勝賞品としてラクダ一頭が送られ、表彰式後はラクダにのってウイニングランが行われた。これには相沢も仰天していた。

 なお、富士山マラソンは11月27日に開催され、現在参加者募集中。でんぱ組は、富士山マラソンのアンバサダーのほか富士山親善大使も努めており、メンバーの藤咲彩音が富士山マラソンと姉妹提携する海外大会でフルマラソンに初挑戦予定だ。