NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の23日の平均視聴率が22・6%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高は8月17日で常子(高畑充希)が、かつて帝大生で常子にプロポーズした星野武蔵(坂口健太郎)と再会してしまうというドラマチックな展開。25・9%を記録した。最低は8月6日で、放送時間が変わったため、18%だった。

 23日の回は、「あなたの暮らし」出版を、たまたま訪ねてきた鞠子(相楽樹)の長女たまき(吉本実憂)は、社員が活発に仕事をしている様子に心を奪われる。そして、会社に入りたいと願い出る。

 常子は、きちんと試験を受けるように話す。たまきは、1次、2次と通過し、最終試験を迎えた。

 「あなたの暮らし」出版の試験は変わっていた。

 まず、中華料理の料理人が青椒牛肉絲を作って見せた。突然、今の料理の様子を読者にわかるように記事にまとめなさい、というものだった。

 机も椅子もない。たまきは床に座り込んで記事を書き始めた。その様子をみて、ほかの受験生もまねした。

 花山が、突然騒音を出し始めた。「記者はどんな状況でも集中して記事を書けなければいけない」というものだった。果たして、たまきの結果は…という回だった。