ますだおかだ岡田圭右（４７）の長女でタレント岡田結実（１６）が２７日、東京・新宿バルト９で映画「世界一キライなあなたに」（シーア・シェアイック監督、１０月１日公開）の公開を記念したトークイベントに出席した。

　失業中の若い女性と、大富豪ながら車いす生活を送る男性との恋を描いた作品で、興行収入は全世界で２億ドル（約２００億円）を記録した「今年、世界で１番ヒットしたラブストーリー」。バラエティー番組に引っ張りだこな「愛され女子」代表として、岡田が登壇した。

　愛されるコツを問われた岡田は、謙遜しつつも「考えているわけじゃないです。私は思ったことをすぐ言っちゃうし、すぐ変な顔をするし、うれしいことウォーって喜ぶ。（感情が）すぐバレちゃう。感情の波の激しさを普通に出すのが大事なんじゃないかって、この仕事をやってて思いました。感情をちゃんと出すことを心がけてます」と答えた。

　登壇した作家ＬｉＬｙ氏（３４）からは「恋をすると仕事が手に付かなくなり、バラエティーのレギュラーも減るかも」と、恋愛の魔力を力説された。岡田は「え～！？」と驚きつつも、「恋をしてる子を見ると、かわいいな、恋って大事なんだなって思う」と納得していた。

　岡田は好き嫌いがはっきりしているタイプという。「嫌いなものには触れない。好きなものしかやらない。好きなものをとことん追及するのが、自分らしい生き方。最近、笑顔が無理してるとか、作りっぽいと言われるけど、おもしろいときしか笑わないです」と愛想笑い説を否定し、会場を笑いに包んだ。

　岡田は来年公開の映画「傷だらけの悪魔」で女優デビューする。「演技が大好きなので、この作品を見てすてきだなって思う。（ヒロインと相手役の）ルーとウィルのような、すてきな作品にまじれたらなって思いました」と、女優という夢へ思いを強くしていた。