ブラッド・ピット(52)とアンジェリーナ・ジョリー(41)が、親権に関する一時的な取り決めで合意したという。この取り決めはロサンゼルス郡児童家庭サービス局(DCFS)が提案したもので、セラピストや麻薬検査なども関係しているという。

 状況に詳しい複数の情報筋らが米情報サイトTMZに明かしたところによると、DCFSが「提案に同意するか、法廷で争うか」の2つの選択を提示し、双方がDCFSの提案に従うことで一致したという。

 親権に関する一時的な取り決めの内容とは、1番目が、ジョリーが10月20日まで、6人の子供たちの身体的親権を取得すること。2番目は、ピットが条件付で子供たちを訪問する権利を取得すること。最初の訪問はセラピストが付き添い、セラピストがその後のピットの訪問を許可するか、あるいは訪問に付き添うことを主張する権限を持つという。

 3番目は、ピットが麻薬およびアルコールの検査を受けること。ジョリーはピットがマリフアナとアルコールに依存していると主張していると報じられているが、警察関係者の話によると、ピットは最初に受けた麻薬およびアルコールの検査でともに陰性だったとされている。

 4番目は、ピットもジョリーも、それぞれが個別にカウンセリングを受けることで、さらに子供たちと共に、家族カウンセリングも受けること。ジョリーは家族と子供たちを癒やすことに集中しているため、提案に同意したという。

 この取り決めが続くのは3週間のみで、その後はDCFSが新たなルールを決めるか、状況次第ではケースを法廷に持ち込む可能性もあるという。(ニューヨーク=鹿目直子)