ジャニーズJr.内ユニット「Mr.KING」の平野紫耀(ひらの・しょう=19)が座長を務める「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」が8日、大阪・梅田芸術劇場で初日を迎え、この日午後、開幕前に舞台稽古を公開した。

 9月の博多座公演では、最年少座長記録を更新した舞台の大阪版。今回は、関西ジャニーズJr.らも出演し、コント場面もある。

 この日、初日開演前に取材会を開き、平野は「博多から始まって、じょじょに成長した姿を大阪でお見せしたい。大きく成長できないので、じょじょに!」と、等身大の抱負を語った。

 笑いの本場育ち、関西ジュニアならではの迫真コント、ミニ漫才に、平野も「関西ジュニアがもりもり、盛り上げてくれると思います」と期待。ただ、共演の神宮寺勇太(18)は「いきなり(ネタを)振ってくるので、気が抜けない」。岸優太(21)も「毎回違うので、そこも気をつけないと」と気を引き締めた。

 一方、大西流星(15)ら関西ジュニアの面々は、平野に「座長なんで、ごちそうしてください」と迫り、平野は「申し訳ないけど、未成年なんで、ホテルから出られないんで…」。尻込みしつつも「ちょこちょこ差し入れぐらいは」と代替案を提案。すると、関西の西畑大吾(19)が「じゃあ、ま、焼き肉弁当で」とすかさず、リクエストした。

 この様子を見守っていた、関西出身で、博多座から出演している内博貴(30)は「博多では(自身が)ご飯に連れて行ったんで、大阪でも行こ! 焼き肉行こ!」と、平野へ助け舟を出し、最年長らしく、決起集会のリーダー役を買って出ていた。

 公演は25日まで、同劇場で。