歌舞伎俳優中村隼人(22)俳優福士誠治(33)が4日、都内でシネマ歌舞伎「スーパー歌舞伎セカンド『ワンピース』」(公開中)の舞台あいさつに出席した。

 公演中は楽屋が隣だったという2人。部屋を隔てていたふすまを取り払って、2部屋を1部屋にして使っていたそう。

 福士は「隼人が水にぬれた後のシーンの後、楽屋に帰ってくるんですが、裸でバスローブです! 毎日見てました」と言うと、隼人は「その流れで一緒に風呂行きました」と答え、観客から歓声が上がった。

 隣同士だったことで、役についてついて教えあった。福士は「見えを切るのが難しかった時、すごく細かく教えてくれた。隼人が隣じゃなかったら、もっともっとかっこ悪かったと思います」、隼人も「アクションの部分で、こうするとかっこいいよと教えてもらいました」と振り返った。

 歌舞伎の舞台と同じように掛け声もOK、さらにコスプレやペンライトもOKのイベント。隼人が演じたサンジのコスプレをした観客の姿や、エースを演じた福士への応援メッセージを掲げた観客も見られた。