女優蒼井優(31)の主演映画「アズミ・ハルコは行方不明」(松居大悟監督、12月3日公開)のプレミア試写会が10日、東京・豊洲のユナイテッドシネマ豊洲で行われ、蒼井や高畑充希(24)らが出席した。

 蒼井演じる女性が、ひょんなきっかけから行方不明になることから始まる青春サスペンス。「消えたいと思った経験」について聞かれると、高畑は「焼き肉無料券を10万円分持っていて、大口をたたいて『連れて行ってあげるよ』と言っていたら、よく数えたら5万円分だった。本当に消えたいって思った」と笑わせた。この日のイベント後に、今作の共演陣らと総勢10人ほどで焼き肉に繰り出す予定だが、「いい焼き肉屋さんなので、そのお店ではどうやっても足りない」とヒヤヒヤの様子だった。

 そこで高畑に助け舟を出したのが、蒼井だった。「豊洲で路上ライブをやれば集められるんじゃない?」。蒼井の提案にも、高畑はもはや気が気でない様子。「今回の件は完全に私が悪い。出すしかない」と覚悟を決めた様子だった。それでも、蒼井が「監督が出してくれるよ」とフォローすると、急にむちゃぶりされた松井監督は「そうしたら僕が消えちゃう」と笑わせた。

 イベントには、一部報道で蒼井が交際を報じられ、のちに否定した相手の石崎ひゅーい(32)も出席した。映画初挑戦の石崎からは、2度目の本読みの際、蒼井の歯におにぎりののりが付いていたエピソードを暴露された。蒼井は「(石崎の)声が1回目の時にほぼ聞こえなかったので、こっちも(聞くのに)体力が必要だと思って食べちゃいました」と、恥ずかしそうに認めていた。

 ほか太賀(23)葉山奨之(20)加瀬亮(42)花影花音(19)が登壇した。