フリーアナウンサーの神田愛花(36)が、米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利してからの日本のコメンテーターたちの論調について「少~し変わった感じがする」と指摘した。

 大統領選の前までは、米国のみならず日本のメディアでもヒラリー・クリントン氏が優勢だとする見方がほとんどだった。しかし大方の予想を覆しトランプ氏が勝利すると、多くの識者やコメンテーターらは驚きを隠さなかった。

 その後のメディアの論調について、ネット上には“手のひら返し”を指摘する声が少なくない。早くからトランプ氏支持を表明してきた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は9日にツイッターで「メディアがトランプを誉め始めた 手のひらがえし」とチクリ。TBS系「ひるおび!」のコメンテーターを務める落語家の立川志らくは「トランプ批判をしてた番組が大統領になった途端手のひらを返して賛辞かい?当たり前です。報道番組じゃないんだから。ワイドショーだからね。面白がらなきゃ」と開き直った。

 神田アナは10日にツイッターで「新大統領がトランプ氏に決まって一夜明けてみたら…日本のテレビ番組のコメンテーターさん達が、“実はトランプはデキる人”的な論調に少~し変わった感じがするのは、私だけ!?」と言及。「視聴者に安心感を与える為なのか、それとも実は本当に前からそう思っていたけど言いにくかったのかな…?」と推察した。