来年6月末で芸能界を引退すると発表したカントリー・ガールズの嗣永桃子(24)が17日放送の日本テレビ系「PON!」に生出演。自身の芸能活動を振り返り「思ったよりも人気が出なかった」と自虐した。

 引退後は幼児教育の道に進むため勉強に専念する嗣永。番組では小学校での教育実習中の写真も公開され、「子どもたちからも大人気で」と、さっそく“ももち節”でコメントした。

 引退について、恩師である音楽プロデューサーのつんく♂に報告した際のエピソードも披露。つんく♂からは「会社と揉めたの?」と冗談まじりに心配されたそうだが、「最後には『お疲れ様』という言葉をいただけて、すごくうれしかったです」と語った。

 そのつんく♂から「ステージに立ったら芸歴は関係ない」と教えられ、それを守ってきたという。「中澤裕子さんや安倍なつみさんと一緒のステージに立たせて頂く上で、『(芸歴は)関係ない』って前へ前へ出てたら、こんな性格になっちゃいました」と自身のキャラクターを笑い飛ばした。

 そんなキャラクターでバラエティー番組など広く活躍する嗣永だが、「芸能生活で一番の失敗は?」との質問に「思ったよりも人気が出なかった」と回答。コンサート会場でも自分の人気が低いことを実感するのだそうで、「事務所の人も協力してくれたんですけど、CMとかの話も全然来ないし……」と自虐した。