麺類をすすり食べる音を不快だと感じる外国人に配慮すべきか否かをめぐって論争になっている、いわゆる「ヌードルハラスメント」略して「ヌーハラ」問題について、タレントのヒロミは「うるせぇよって感じ」と一蹴した。

 ヌーハラについてはニュース番組でも取り上げられており、14日放送のフジテレビ系「ユアタイム」ではキャスターを務めるモデルの市川紗椰が「どんなお客さんがいても絶対すすります」「その方が香りが広がっておいしいし」と、ソムリエがワインを口に含むことで味と香りを利き分ける行為を引き合いに出して「そばをすするのもいいと思う」と語った。

 また、16日放送の同局系「とくダネ!」でもキャスターの小倉智昭が「日本の食文化に対して外国人にとやかく言われる筋合いはない」とコメントしていた。

 20日放送の同局系「ワイドナショー」でもヌーハラ問題を取り上げた。お笑いコンビ、ラーメンズの片桐仁は「(外国人の)気持ちはわかりますけどね、そういうもんですからね」と日本の食文化を尊重してほしいとの考えを示した。

 ヒロミは「うるせぇよって感じだよね。そんなの食べ方がわからないもん、すすらないで食べるって。それは日本の文化というか、日本での食べ方だから。海外でそう言われたらまだしも、日本に来てさ、不快だとか言われても」と自身の考えを述べた。

 また、ダウンタウンの松本人志は「すするって、彼らできないんですよ」と、外国人が麺をすすって食べることが苦手だとされていることに触れ、「だからきっとうらやましいもあるんですよ。すすれないから。すすりたいのに」と語った。