ビートたけし(69)が7日、都内で行われた人気ゲームシリーズ最新作「龍が如く6 命の詩。」(8日発売)の完成披露会に出席した。

 たけしのほか、藤原竜也、小栗旬、真木よう子、宮迫博之、大森南朋ら豪華な顔触れがそろった。同ゲームに3DCGキャラクターとして出演、声も務めている。また、山下達郎が楽曲提供を行った。

 たけしは広島の古参の極道、広瀬一家総長を演じた。映画監督としても活躍中だが「こっちの方が楽ですね」。たけしが出演を決めたのは、名越稔洋総合監督とカラオケ店で出会ったことがきっかけだった。「いいシャンパンをごちそうになって、これだけもうかるんだから出ようと。ギャラまで出るなんて、うれしくてしょうがない」とニヤリと笑った。

 86年にゲームソフト「たけしの挑戦状」の監修を務めたことに言及。「日本一のクソゲームを作ったって、社会問題になった」と笑い飛ばした。「このゲーム(『龍が如く6』)を正月に挑戦したい。腹立たしいけど、やり出すと2、3日止まらないんだよ」と意外なゲーマーぶりを明かしつつも「女房、子供がいますから、そんなには(熱中できない)。まぁ、最近会ってませんけど!」と冗談交じりに話し、取材陣を笑わせた。