米映画「世界にひとつのプレイブック」(12年)でオスカーに輝いた米女優ジェニファー・ローレンス(26)が、KY発言でハワイの人々を怒らせたことを謝罪した。

 自由奔放な発言で知られ、そのナチュラルさが魅力でもあるローレンスは、英BBCテレビのトーク番組で「ハワイのヒーリングストーンでお尻をかいた」と告白し、ハワイの文化や人々を侮辱したとの批判が相次いでいた。映画「ハンガー・ゲーム」シリーズの撮影中、ウエットスーツを着ていたローレンスはお尻がかゆくなってしまい、その場にあった地元では神聖なものとしてあがめられている岩にお尻をこすりつけたエピソードを披露したもの。その際に岩の1つが山を転がり落ちてもう少しでスタッフを直撃し、殺すところだったと明かした。

 「ハワイの人に呪いだと言われたけど、私がその呪いなのよ。お尻をかくのにちょうどよかったの」などと語って笑いを誘ったローレンスだったが、地元の人たちに不快な思いをさせたとしてフェイスブックに謝罪のコメントを掲載した。(ロサンゼルス=千歳香奈子)