B’z稲葉浩志(52)と米ギタリストのスティービー・サラス(52)のコラボユニット「INABA/SALAS(イナバサラス)」が14日、都内でJ-WAVE「OTOAJITO」(17日午後6時)公開収録イベントに出演した。

 今年10月にコラボを発表してから、初めて2人そろって登場。稲葉にとっても、ライブ以外に単独でファンの前に登場するのは、昨年11月のラジオ番組公開収録以来2度目で、赤いシャツに身を包んだ稲葉が登場すると、会場の300人から大歓声が上がった。

 サラスは、ミック・ジャガーや、ロッド・スチュワートらのアルバム制作に参加してきた名ギタリスト。2人は20年以上前、サラスが来日した際に交流が始まり、お互いの楽曲に参加したり、ライブにゲスト出演などをしてきた。稲葉は「いいタイミングでもっとおもしろいことやりたいとずっと話していた」といい、今回のコラボが実現した。

 この日は、制作秘話など、音楽談議に花を咲かせた。アルバム「CHUBBY GROOVE」(来月18日発売)を発売し、来月からは全国10カ所で15公演のライブハウスツアーも開催する。稲葉は「曲を作っていく中で、客席と近い距離でやりたいなと思いました。汗が飛び散るようなライブにしたい」。サラスも司会のクリス・ペプラー(59)から、以前より体形がぽっちゃりしたことを指摘され、ファンに対して「スタンディングだし、フィットネス出来るよ」と笑わせつつ「ロックの基本に戻るように、エネルギッシュなライブを期待して」と話した。【大友陽平】