1月期の新ドラマ、TBS系「カルテット」(火曜午後10時)の初回17日の平均視聴率が9・8%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べでわかった。 

 社会的ブームとなった「逃げ恥」の後番組となる本作は、松たか子(39)満島ひかり(31)高橋一生(36)松田龍平(33)の豪華実力派俳優4人による大人のラブストーリー。ドラマ「最高の離婚」、「Woman」などを手がけたヒットメーカー、坂元裕二氏の完全オリジナル作品で、カルテットを組み、冬の軽井沢で共同生活を送ることになった男女の恋模様を描く。松ら4人による番組限定ユニット「Doughnuts Hole」が歌う、椎名林檎書き下ろしの主題歌も話題だ。

 初回は、巻真紀(松たか子)は別府司(松田龍平)の運転で軽井沢の別荘へとやって来た。待っていたのは世吹すずめ(満島ひかり)と家森諭高(高橋一生)。カラオケボックスで出会った4人は全員が演奏者で、弦楽四重奏をやることになったのだ。ライブレストランで演奏しようという話になるが、その店では“余命9ヶ月”のピアニスト・ベンジャミン瀧田(イッセー尾形)がレギュラー演奏していた。そこで真紀は、突拍子もないことを言い出す、という内容だった。

 前番組「逃げ恥」は第1話の視聴率が10・2%でスタート後、1度も視聴率が下がることがなく最終話では20・8%を記録しており、今後が注目される。