絵本作家としても活動するお笑いコンビ、キングコングの西野亮広(36)が、自ら「人妻と不倫をしたことがあります」とブログで告白したが、その狙いは一体何なのか。

 これまでにネット上で数々の問題発言で騒ぎを起こし、すっかり“炎上芸人”として定着した西野。しかしその経験からか、今ではSNSを効果的に利用する方法を熟知しており、自身の作品やライブの宣伝にもうまく活用している。19日には絵本の最新作「えんとつ町のプペル」をネット上で無料公開するという離れ業をやってのけ、案の定、賛否両論が渦巻いた。結果、同書はAmazonの書籍総合ランキングで1位に。西野としてみれば、してやったり、といったところだろう。“炎上仕掛人”西野の真骨頂ともいえる芸当だ。

 しかし気になるのが18日のブログだ。内容は、タレントとして売れていたとしても「ただ知られている」だけではなくそこに「人気」がともなっていなければいけない、という思いをつづったもの。もし「人気」がともなっていなければ、「場合によっては、たった一度の不倫で活動が止まってしまうこともあります」とつづっている。そして唐突に、「ちなみに僕は昔、長崎の人妻と不倫をしたことがあります。とっても可愛かったですよ」と告白しているのだ。

 昨年はベッキー騒動をはじめ数多くの不倫スキャンダルが世間を騒がせ、今年に入ってからもその流れは続いている。その中で西野が自ら過去の不倫を告白したたくらみは何なのか。“炎上仕掛人”の次なる一手が見ものだ。