歌手のアデル(28)が、ビヨンセ(35)のためにグラミー賞のトロフィーを壊していたことが分かった。

 アデルは現地時間12日に行われたグラミー賞で主演部門の年間最優秀レコード賞、年間最優秀アルバム賞、年間最優秀楽曲賞を含む5冠を受賞。最多9部門でノミネートされていたビヨンセに圧勝した。

 アデルは年間最優秀アルバム賞を受賞した時にかなり申し訳なさそうにステージに上がり、泣きそうな声で「この賞を受け取ることができないわ。とても謙虚な気持ちで、感謝しているけれど、私の人生で(1番の)アーティストはビヨンセです」とビヨンセを大絶賛するスピーチをし、ビヨンセは涙を流していた。

 その後アデルがステージ上でトロフィーの上の部分を取って真っ二つにしてしまったことが明らかに。アデルが真っ二つになったトロフィーを持って驚いている写真が公開されており、アデルはトロフィーをビヨンセにささげたという。

 アデルはバックステージのインタビューで、ビヨンセが受賞すべきだったとコメント。「ビヨンセのファンとして私の一部が体の中で死んだわ。うそじゃないの。だって私は完全に彼女を応援していたから。彼女に投票したの」と話していた。【ハリウッドニュース編集部】