石原軍団の池田努(38)が、個性的なキャラクターで注目されている。

 先日、日本テレビ系「有吉反省会」に出演し、描く絵が話題になった。

 多摩美大絵画科で学び、画家を目指していたという経歴の持ち主。芸能界入りしたことで中退したが、絵を描きたい気持ちは常にあった。昨年初めて個展を開き、俳優と画家、二足のわらじを宣言した。

 番組では、池田の描く絵、主に自画像を「トリッキーすぎる」と評していた。昨年末、個展を取材に行った時に作品を見たが、自己、自我をテーマにした作品の多くが、一糸まとわぬ姿なのだ。

 まとっているものを脱いで自己を見つめた姿だということだが、ダークファンタジー的な世界観に、赤裸々な姿。インパクト大どころではなかった。

 「これはアートだ、アートだ」と自分に言い聞かせていたが、目のやり場に困ってしまった。さわやかで笑顔の似合う普段の顔と、絵とのギャップが大きすぎて衝撃的だった。

 俳優の方も順調だ。現在、舞台「バイオハザード ザ エクスペリエンス」に出演中。3月からは舞台「花・虞美人」への出演が決まった。その後も舞台が控えているそう。

 役者としても画家としても、いろんな顔が見られそうだ。