女優のん(23)が14日、LINEモバイル記者発表会に出席した。

 のんは15日からオンエアされる、LINEモバイルのCMに出演する。キャッチコピー「愛と革新。」を体現する、凜(りん)として全世代に愛されるということで起用された。

 LINEモバイル初のCMだが、のんにとっても改名後、初のCMだという。キャッチフレーズの1つ「革新」について聞かれると「まさに、今回の初テレビCMに選んでいただいて、のんとしても初めてのCMで革新的だと思います。すごく特別なCMになりました。格好いいCMで、すごくキュンとする曲が流れて、自分の中で大きなものが生まれました」と笑みを浮かべた。

 CMを撮影するにあたり、江國香織氏の小説「デューク」を読んで役作りするよう、監督に言われたという。「役作りは物語になっているもの全て。キャラクターが感じているものを表情に集中して表現していきました。自分の中でイメージしたものを表現し続ける…出来ているのかな? と自分の中で感じないように、表現に集中してやりました。すごい、珍しいくらい究極にシンプルなCM…勝負している。チャレンジングで格好いいと思いました」と撮影の感想を語った。

 もう1つのキャッチフレーズ「愛」について、最近、愛を感じたエピソードについて聞かれると「え~と…LINELIVEで『のんチャンネル』って番組をやらせていただいているんですが、ファンからコメントをくださっているのを愛を感じます」と言い、笑った。

 のんは、CMをどう見てもらいたいか聞かれると「何も隠していませんみたいな…何も装飾していない、そのままを見ていただきたい」と言い、胸を張った。【村上幸将】