9人組女性ユニット「シーオン ガールズ ミュージック デパートメント」が26日、東京・靖国神社相撲場でプロレスZERO1「奉納プロレス」に特別出演した。

 昨年8月、約2800人の中からオーディションで選出されたメンバーで同10月に結成。

 クラリネット担当でキャプテンの未侑(23)フルート担当で副キャプテンの優里(22)バイオリン担当七海(19)サックス担当輝星(きらら=14)ピアノ担当ナコ(19)の楽器担当とボーカル担当栞音(18)愛佳(11)ラップ担当レイナ(21)DJ担当詠美(21)の9人。

 未侑は「今までなかったリズム&クラシックというジャンルを作り出して世代を超えて音楽を楽しんでもらえるユニットを目指したいです」。

 ZERO1のリングでは1月からパフォーマンスを展開している。

 未侑は「最初は『プロレスのリングで演奏』と聞いて、皆さんが受け入れてくれるのか、不安もありました。でも、皆さんが温かく受け入れてくれていると思います」。

 この日はあいにくの雨だったが「メンバーに雨女がいるんです」という未侑の言葉に、愛佳、七海、ナコの3人が恐縮しながら手を上げた。

 この日、ZERO1のテーマ曲に加え、4月26日発売のデビュー曲「永遠~ei-en」を披露した。同曲はベートーベン「悲愴」を題材にしている。

 6月3日にCD発売記念ライブを開催することも決定している。

 七海は「遠くから来てくれる人もいると思うので、今このメンバーできる最高のパフォーマンスを見せたいです」と抱負を話した。