ダウンタウンの松本人志(53)が、一部週刊誌に不倫疑惑を報じられた俳優渡辺謙(57)について持論を展開した。

 2日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」は、渡辺の不倫報道を取り上げた。同じく不倫報道によって大バッシングを受けたベッキーらの騒動とくらべて、渡辺に関してはあまり批判的なコメントがみられないことに、作家の乙武洋匡氏がツイッターで「なるほど、これが世に言う“忖度”か。マスコミはその口で政治家や官僚の忖度を叩いてらっしゃるのですね」とチクリと刺したコメントが紹介された。

 松本は「でも“忖度(そんたく)”を言うならば、たとえば(渡辺が)ニューヨークで手をつないで歩いてたっていうのも、これは謙さんの忖度だと思うんですよね。女の方から『手、つなごう』って言われたら、これね、(手をつなぐのが)忖度なんすよ。急に女の方から路上でこうやられたら、忖度で……。そこで(拒否したら)『何!? 愛してないの!?』ってなるわけじゃないですか。それがまた逆恨みを生むかもしれない」と独自の見解を語って笑いを誘い、小籔千豊から「でも『愛してないの?』って言われる関係の人が横におること自体が違う」とツッコまれた。

 それでも松本はさらに「擁護じゃないけど、需要の問題ですよね。需要もないくせにモテもせんくせに、嫁子どもおんのに女口説きまくってるのはほんと恥ずかしいなと思うけど、(渡辺は)需要があるから。謙さんにしたらですよ、『10人に言い寄られて9人断っとんねん。1人ぐらいええやろ!』って。そういうのってあるんじゃないかな」と持論を展開し、笑わせた。