タレント東ちづる(56)と小池百合子都知事が2日、東京タワーで行われた「世界自閉症啓発デー」のイベントに出席した。

 この日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」。カナダ・ナイアガラの滝やエジプト・ピラミッド、米エンパイアステートビルなど、157カ国1万以上の建造物が、テーマカラーのブルーにライトアップされた。国内では東京タワーのほか、北海道から沖縄まで192カ所でライトアップが行われた。

 小池氏は「緑…じゃないや、青のものを身につけてくるように、とのことでしたので」と、青の衣装に身を包み登場。「ちづるさんに言わせると『まぜこぜの社会』とのことでしたけど、私はカタカナで『ダイバーシティー』と呼んでいます。毎日誰もが輝ける、そんな国、東京にして参りましょう」と呼びかけた。

 マイノリティーを支援する一般社団法人「Get in touch」の代表を務める東は「『まぜこぜの社会』は、浅く、広く、ゆるく、みんなでつながっていきたいと思います。『まぜこぜ』という言葉が、国際的に広がるといいなと思っています」と理想を語った。

 イベントでは、参加者らと「花は咲く」の合唱で交流を深めた。