V6岡田准一(36)の新たなニックネームが4日「屋久杉」に決まった。

 岡田はこの日、東京国際フォーラムで行われた主演映画「追憶」(降旗康男監督、5月6日公開)完成披露会見に出席。自身が演じる主人公の妻を演じた長沢まさみ(29)から「誰より強く優しく、神様のような人。尊敬する先輩」と絶賛された。

 岡田は「神様って言われた…でも、僕、さっきね、2人に『屋久杉』って言われたんですよ」と言い、小栗旬(34)と柄本佑(30)を見た。

 柄本はこの日、岡田のたたずまいを見て「屋久杉」というニックネームが浮かんだという。「岡田准一を形容する、ピッタリの言葉は屋久杉。今日、発明して…ピッタリですよね、屋久杉!」と言い、笑った。小栗も「そう言われてみると、ピッタリ。屋久杉も神話的で…」と同意した。岡田は2人のやりとりを見ていて「(意味が)全く分からない」と苦笑した。

 その後、行われた完成披露舞台あいさつでも、岡田の新ニックネーム話が展開された。12年ぶりに岡田と共演した小栗が、「何て言ったって、うちは座長が…屋久杉だからね」と切り出すと、柄本が「岡田准一を形容する1番の言葉が、屋久杉に決まりました!!」と宣言。壇上の桜の木のセットを背に、岡田が「屋久杉ですか? 撮影現場で、そういう僕もいるのかもね?」と聞くと、小栗は「後ろの木よりも全然、太いです」と言って笑った。

 さらに柄本が「芯があって幹が太く、地に足がついている。自然界のもの…空、海、岡田准一!!」と言うと、岡田は「やめろ!! ちょっと今、分かったけど、2人とも、俺のことバカにしてるだろ!!」と笑いながら言い返した。

 小栗が「本当に敬意を込めて屋久杉」と言えば、柄本も「拝みたいくらい」と褒めちぎった。小栗が「触っておこう」と言ってタッチすると、岡田はたまらず「やめてくれ…」と言った。

 小栗は岡田との12年ぶり、そして映画では初共演となった思いを聞かれても「ブレずにドンドン太くなっていく先輩の姿を見て…気が付けば屋久杉になっている」と言い、笑った。

 長沢が会見で「神様」と言った話も紹介されたが、長沢も「屋久杉で賛成です」と太鼓判を押し、岡田の新ニックネームは「屋久杉」に決まった。

 この日の会見には木村文乃(29)、安藤サクラ(31)、吉岡秀隆(46)、カメラマンの木村大作氏(77)と降旗監督も出席した。【村上幸将】