優香が9日、東京・新宿バルト9で行われた映画「ブルーハーツが聴こえる」の舞台あいさつに出席した。同作はバンド、ザ・ブルーハーツの楽曲を6人の監督が自由に解釈し物語を作ったオムニバス映画で、6作の中の1作「少年の詩」に出演した。

 落ち着いたトーンの黒のワンピースで登場。一昨年行われた撮影を振り返った。劇中ではシングルマザーを演じ、息子役の内川蓮生(12)とは2年ぶりの再会。「びっくりしました。蓮生君は髪の毛もおしゃれになって、イケメン度が増しましたね。あのころも、ギュッと抱きしめたくなるくらいかわいかった。今は大人の階段を上りつつあるんですね。本当に母親になった気分です」と話した。

 昨年6月に俳優青木崇高(37)と結婚した。「少年の詩」の清水崇監督から「撮影時はまだ優香さんは独身だったから、シングルマザーの役をお願いするのは、僕的には気を使ってましたよ」と明かされると、「本当ですか? そんな風には思わなかったです」と笑った。

 撮影中のエピソードを聞かれると、「蓮生君に申し訳ないことをしてしまったなというのが、納豆を食べるシーン。何回か撮り直して食べてもらったんですけど、後から納豆がきらいなんだと聞いて。ごめんね」と謝罪した。内川から「もう(納豆を)克服したので。梅納豆がすごいおいしい」と笑顔でフォローされると、「こんなかわいい子がいたらいいなって本当に思います。うちに連れて帰りたい!」と興奮気味だった。