現役引退を発表した女子フィギュアスケート浅田真央(26=中京大)のパフォーマーとしての類いまれな存在感にショービジネス界も熱い視線を送る。

 フィギュア選手の場合、引退後はアイスショーで活躍するが、元フィギュア選手の高橋大輔(31)は昨年、ダンサーとしてダンスショー「ラブ・オン・ザ・フロア」に出演。今年6月にもダブル主演での再登場が決まっている。

 関係者は「浅田さんは天性の表現力の持ち主で、華やかなスター性もある。彼女のダンス、動きだけでも人を魅了する力がある。ショーを制作する者なら、みんなが彼女に出てほしいと思うだろう」と話している。

 各芸能プロダクションはも即戦力の太鼓判を押す。現在、スポーツ系の大手マネジメント事務所に所属しており、芸能界側は一様に慎重な構えだ。それでも、ある関係者は「バラエティーはオフに何度も出演しているので、すぐに出ても大丈夫でしょう。知名度も好感度も抜群なのでCMもすぐに取れる」。

 別の芸能事務所関係者は「お芝居は見てみないと分からないですが、レッスンを受ければ、女優もできるかもしれない」と、新たな可能性に期待する。ただし、「存在感が強すぎるのが、楽しみでもあり不安でもある」と、大物ならではの評価を口にしていた。