元AKB48の女優秋元才加(28)が10日、大阪市内で米SF映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(12日公開、ジェームズ・ガン監督)のイベントに出席した。

 日本語吹き替え版で声優を務めた秋元は、自身が演じた不思議ちゃんキャラクター「マンティス」の役作りとして元AKB48小嶋陽菜(29)、小倉優子(33)の声を研究したことを明かした。

 14年公開の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編。米国の漫画が原作で、「はみ出し者」の個性派集団が銀河を守るため巨大な敵と戦うストーリー。秋元は今作からの新キャラクター、マンティスの声を演じた。触角で相手の感情を読み取る特殊能力の持ち主である一方で、空気が読めない「不思議ちゃん」でもある。

 秋元は「普段、話すときは早口で地声は高いほうではないので、不思議ちゃんの雰囲気を出すために高い声でゆっくり話すように心がけました」。そこで参考にしたのが「ゆっくり話し、強く聞こえないのはだれだろう? 小嶋陽菜、小倉優子さん。声が高めでおっとりしている」。2人の声を徹底的に研究したという。

 イベントでは同映画の関西応援隊長の漫才コンビ、ダイアンの津田篤弘(40)と西澤裕介(40)とトークを繰り広げた。津田の手を触り「2列目のあの女性が気に入っているみたいです」。笑いの本場・関西の雰囲気を読み、しっかり笑いをとった。

 イベント終了後には、いま一番、気持ちを読み取りたい人は? の質問に「母です」と即答。「家族と食事に行くとき、会計のレジを通り抜けて私に払わせるんですよ。どう思っているのかな? たぶん家族で私が一番稼いでいるからだと思います」。母の日には「温泉旅行をプレゼントしたい」と笑顔を見せた。