女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の15日の平均視聴率が18・9%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は13日放送の第30話の20・9%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 15日は、仕事にも環境にも慣れてきた乙女寮の新人たち。しかし愛子(和久井映見)は彼女たちのホームシックが気がかりだった。そんな中、コーラス部の課題曲が望郷の念を歌った「椰子の実」に。歌の影響か、しんみりするレッスン後。その夜、澄子(松本穂香)が祖母の話をする。東京暮らしは楽しいから寂しくないと語る澄子だったが、布団の中で祖母を思い出し、涙を流す、という内容だった。