タレントつるの剛士(41)が17日、東京・日本橋三越で「大黄金展」の黄金の金将駒お披露目イベントに出席し、16日に婚約を発表した秋篠宮家の長女眞子さま(25)を祝福した。

 眞子さまの婚約相手の小室圭さん(25)は、つるのの住む、神奈川県藤沢市の観光協会が選ぶ「湘南江の島 海の王子」を10年に務めていた。つるのも12年から同協会らが選ぶ「ふじさわ観光親善大使」を務めており、「おめでたい話だなと思います。自分が観光親善大使になる前なので、直接関わりはなかったんですけど、ニュースを見ているとずっと藤沢市って出るので、すごいことだなと思っています。自分も幸せにあやかりたい」と話した。

 イベントでは、現役最年長の加藤一二三棋士(77)と共演した。つるのは数々の将棋番組に出演しているほか、アマ三段の実力も持ち、羽生善治名人らとの対局記も出版している大の将棋好き。14年からは日本将棋連盟に「将棋親善大使」に任命されている。この日は1700枚の金箔(きんぱく)で包まれた高さ2メートル、価格2000万円(税抜き)の黄金の金将駒がお披露目され、つるのは「庶民なので、家にあまり金はないんですよ。金髪ぐらいですかね」と笑わせた。

 加藤氏と同じく純金でつくられた駒を使った詰め将棋も行い、光り輝く駒を前に「あんまり力を入れてさすと傷がついちゃう」と緊張気味で、加藤氏も「これでやるとちょっと強くなった気がするよね」と話した。

 同展は17日から22日まで日本橋三越本店で開催している。