KAT-TUN亀梨和也(32)が27日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われた出演映画「美しい星」(吉田大八監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 「自分は水星人」だという意識が突然覚醒する青年を演じた。普段使命を感じることを聞かれると、「グループ活動させてもらっているんで、そこをまず潤すってことが自分の使命だと感じてますけどね」と言い切った。KAT-TUNの元メンバー田中聖(こうき)容疑者(31)が大麻取締法違反容疑(所持)で現行犯逮捕された件には、壇上で触れることはなかった。

 俳優として興味のある役柄を聞かれると、「こういう役、ああいう役っていうのを掲げているというよりは、今回も監督から声をかけていただいてこうやって出させていただきましたし、巡り会い、出会いっていうのを自分がどういう風に返していけるのかっていう段階だと思ってます。与えていただいたものに対してしっかり向き合える自分でいたいと思います」と答えた。

 さらに「今回、見た方から、最初は自分だと分からなかったって言っていただけているんですよ。いつもはジャニーズ感強めで生きているんで、お芝居や作品によって、出したり消したりできるようにしたいなと思います」と笑った。

 主演のリリー・フランキー(53)橋本愛(21)中嶋朋子(45)佐々木蔵之介(49)吉田監督も出席した。亀梨と橋本の父親を演じたリリーは「お父さん役ってなかなかないんですよ。こんな美男美女の子供と、こんないい奥さんがいるなんて。普段はホームレスとかシャブ中ばっかやってますからね」と笑わせた。

 またリリーから「愛ちゃんんは髪を切って、本当にUFO呼べそうな感じになったね」と声を掛けられると、橋本は「はい。呼べそうになりました。UFOいると思ってます」と笑った。リリーは「帰りは日本橋まで迎えに来てもらったら?」と提案していた。