TBS系日曜劇場「小さな巨人」(日曜午後9時)の28日第7話の平均視聴率が12・1%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第6話は13・5%だった。  

 出世街道から外れた長谷川博己(40)演じるエリート捜査員を中心に、警察内部の権力闘争を熱く描いた骨太作品。謎解きを重視した警察ドラマとは一線を画した、今までにはない“リアルな警察の姿”そして“人”を写し出している。

 第7話は、早明学園の不正を暴くため、内偵捜査をしていた元捜査二課の刑事・江口(ユースケ・サンタマリア)が殺害された。そして、その現場から走り去った山田(岡田将生)が、容疑者として捜査一課に拘束される。一方、山田から詳細を報告されていた香坂(長谷川博己)は、独自に捜査を始め、ある有力な情報を手に入れる。しかし、捜査一課長付運転手の渡部(安田顕)に妨害されてしまう、という内容だった。